<女子バレー>「必ずリオへ」眞鍋監督、木村沙織らの戦う覚悟と懸ける思い
木村沙織「リオに出て、ロンドンよりもいい色のメダルを」
OQTはプレッシャーのかかる試合になってくると思います。しっかりとチーム力で戦い抜きたいです。自分自身としてはもっとプレーの部分で遠慮することなくやりたいです。 役割はパスヒッターなので、まずはサーブレシーブ。ワールドカップが終わったぐらいからしっくり来ているのでそれを持続して、守備の部分、攻撃の部分でもっともっと積極的にやっていきたいと思います。 私はキャプテン向きの性格ではないので、今季はエリカさん(荒木)が復帰して、頼れるし心強い。ロンドン五輪の後、試行錯誤しながら日本らしいバレーを模索してきて世界バレーとかワールドカップなどでは思うような結果は出せていないですが、リオに出てロンドンよりもいい色のメダルを取るのを目標にやってきているので悔いなくやりたいと思います。 一発勝負、何が起こるかわからないのでそこをプラスに考えて、自分たちがすごくいいバレーをしているのをイメージして、でも悪いときもあると思うのでそういう準備もしっかりして、心をひとつにしてみんなで戦って結果につなげたいなと思います。
「結果を出せるように」「思いきったプレーで貢献したい」
■荒木絵里香「感謝の気持ちを持って、結果を出せるように」 またこの場に戻ってこられたことが幸せでうれしいです。(ロンドン五輪から今まで)いろんな生活や環境が変わっている中で、頑張れる場所があるというのはすごくやりがいがあります。五輪出場に向けてチーム一丸となって必死で戦い抜きたいと思います。やっぱり娘の存在が大きいですね。娘からエネルギーをもらっています。感謝の気持ちを持って、結果を出せるように頑張りたいと思います。 ■古賀紗理那「若手なので思いきったプレーで貢献したい」 4年前はテレビで見ていました。年齢は下ですが、試合に出たら関係ないので自信を持って臨みたいです。ワールドカップという大きい大会を経験させてもらって世界の大きい選手とたくさん試合をさせてもらって自信になりました。(OQTは)すごい緊張感の中で試合をしないといけないと思いますが、自分は若手なので思いきったプレーをしてチームに貢献したいです。スパイクで点を取ることが一番の仕事なので、どんどんトスを呼んで打てたらいいなと思います。(熊本出身なので)熊本のみなさんは今も大変な生活をされていると思うのでバレーができることを感謝して、熊本の被災されたみなさんのためにも結果を出したいです。 ■迫田さおり「技術では取れない1点、2点をチームワークで」 出場権を取るためにコートの中に入ったらしっかりチームに貢献したいです。前回のOQTはテンさん(竹下佳江)らたくさん上の方がいて、その方たちの懸ける姿をみてきましたし、今も2人の後を歩いていて、2人の背中を見ているときなどに、エリカさん(荒木)、サオリさん(木村)の思いを感じます。そしてその人たちと今一緒にプレーできていることがほんとにありがたいなと。チームでもっともっと思いをかためて。一人ひとり技術はあるけど、海外相手にはそれだけだと難しい部分もあるので、技術では取れない1点、2点をチームワークで取っていけたらと思います。オリンピックはたくさんの人が目指すもの、でも限られた選手しか経験できないと思うので、頑張りたいと思います。