池上彰氏、「角川武蔵野ミュージアム」の新館長に就任
ジャーナリストの池上彰氏(74)が、文化複合施設「角川武蔵野ミュージアム」(埼玉県所沢市)の新館長に就任した。6日、同ミュージアムの公式サイトで発表された。 就任日は今月1日。「角川武蔵野ミュージアムは、2020年11月6日のグランドオープンから4周年を迎えます。この間、初代館長の松岡正剛氏の下、図書館、美術館、博物館が融合した『まぜまぜ』のミュージアムとして、エディットタウン、本棚劇場、デジタルアートの他様々な企画展などの、革新的な展示や企画を行ってまいりました」と伝え、「松岡正剛氏は、在任中の2024年8月12日に逝去いたしましたが、今回、ジャーナリストの池上彰氏が、その遺志を継いで2024年11月1日(金)より当館の館長を務めます」と報告した。 池上氏は、「『知の巨人』の松岡氏逝去の空白を埋めることは到底できませんが、できる限り遺志を継いで参りたいと思っています」とコメント。 さらに、同ミュージアムを「ごちゃまぜ」と表現し、「この『ごちゃまぜ』が、新しい時代を創造することになるのだと思います。先日スタッフの皆さんの案内で館内を見て回りました。ハードとソフトの表現しようのない混淆(こんこう)に魅了、いや圧倒されました」とつづった。「館長が務まるかと不安になりましたが、私ひとりが張り切っても無駄ですね。『ごちゃまぜ』の中から全く新しい文化さらには文明を創り出していこうというスタッフの意気込みに感動しました。ミュージアム発展のために努めて参ります」と意気込んでいる。 ※写真は資料
テレビ朝日