【バレー】WD名古屋・山崎彰都「勝ちに行くという気持ちを持って、全員でウルフドッグス名古屋らしいプレーができたから今日は勝てた」天皇杯準決勝会見
12月16日に東京体育館(東京都)で行われた令和5年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド準決勝WD名古屋対東レの試合後の会見の模様をお届けする。
ウルフドッグス名古屋選手、監督
■ウルフドッグス名古屋 ●ヴァレリオバルドヴィン監督 結果については大変嬉しく思っております。非常にチャレンジングな試合でした。 東レさん我々と互角に戦うということは最初から分かっていました。 我々は試合を通してずっと安定したプレーをすることができたということが、今日の中では一番大事なことでした。 ――クレク(バルトシュ)選手が戻ってきて今日改めて彼がいることの影響について。 バルドヴィン:もちろん、彼は本当に我々とっては凄く凄く大事な選手です。 体力面でもそれからスキル面でも本当に素晴らしい。プレーヤーなので本当に必要、大事な選手です。 チームにとって大事なのは、彼が体で表す態度や、もしくはリーダーシップでチームを引っ張り影響を与えるということでも、本当に彼は非常に大事な選手になっています。 今日の試合を見ていただいて分かるように、彼はそういう形で、もちろんプレーもやりましが態度とそれからリーダーシップでチームを引っ張ったということがとても大事なことだったと思います。 ●永露元稀選手(セッター) 東レさんにはVリーグ(三島大会)で1勝1敗という結果で終わって今週それに対応する練習をしてきました。 その中でチームの目標に向かって1週間の準備をしてきたことがこうやって試合の結果としてできたことに非常に嬉しく思います。 ●高梨健太選手(アウトサイドヒッター) 永露が言った通り東レとはすごくタフな試合になると思い自分自身も入りました。 その中で我慢するところをしっかり我慢できました。 まだ取りきるところで少し取りこぼししていたところがあるので、そこはまたまた修正して明日臨みたいです。 ●山崎彰都選手(アウトサイドヒッター) 先週は学生(駿台学園高等学校、近畿大学)とやっていて、今週Vリーグのチームとは久々の試合でした。 先週に比べてもっと勝ちに行くっていう気持ちを持って、全員でウルフドッグス名古屋らしいプレーができたから今日は勝てたと思います。 また明日も厳しい試合になると思いますけど、まずはしっかり休んで明日に臨みたいです。 ――永露選手に。クレク選手が久しぶりの出場というところで、クレク選手の状態をどのように見ていたかというところと、今日どのように使おうと思っていたか? 永露:彼も今週 1 週間調整しながらこう。チームに戻ってきました。 そこは僕もコンディション把握しつつ先週1週間。彼のパフォーマンスを上げるために打数を少なくして(セットの)精度高くしていました。 試合になったら試合の中では彼も(コンディションのことは)関係ないと思うのでそこは託す場面を託しました。 試合では彼のコンディションを心配をしながらということはなかったです。 ――競っているシーンでツーアタックを決めていたが。 永露:ヴァレリオ監督は毎回アグレッシブにプレッシャーを掛けて欲しいっていうことを常に僕だけではなく選手たちに言っています。 僕もああいうところでアグレッシブにこうプレーするっていう覚悟を持ってやっていました。 そういうところは自分にとっても武器なので、そこはもっとアグレッシブにやっていきたいです。 ――高梨選手に。競り合いで勝ちきっているのはチームとしての経験値が積まれているということか? 高梨:競った場面でも余計なこと考えずに本当にシンプルに考えるというのが多分チーム共通してできていると思います。 それが競った場面でたまたま出ているだけなのかなと思うので、その勝負強いとかはわからないです。 ――山崎選手に。試合中プレーでひじを痛めたシーンでいったんコート外に出ずプレーをし続けたことについて。 山崎:そうですね。外にて出て休もうというより、もう少し時間をおいて無理そうだったら出るっていう選択肢も一つだと思います。 そのだ試合に出場し続けている、急に今まで出場していた選手急に下がるってなるとチームの雰囲気的に正直悪くなるとは思わないですけど、ちょっとしたずれとかが生じる可能性もあると思います。 本当に怪我してもうプレーできないという時以外は頑張ってそのままで続けていきたいというのがあるので、そこでちょっと時間貰っていたという感じです。