好守で輝いた“ハマの大黒柱”MVP獲得の戸柱恭孝に高木氏「リードでもバッティングもほんとにチームを支えました。お見事でした」
◆ 「俺しか絶対いないって思って戦っていたと思う」 DeNAが巨人に逆転勝利。第6戦までもつれたファイナルステージ最終戦をモノにし、日本シリーズ進出を決めた。 CSのMVPには、打撃で通算7試合で打率.346、1本塁打、6打点をマークするとともに、捕手としても投手陣を引っ張り続けた戸柱恭孝が選ばれた。 攻守ともに多大な貢献を果たしたベテランキャッチャーに対し、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した高木豊氏は「実質伊藤光が抹消されてから、 戸柱の中では俺しか絶対いないって思って戦っていたと思うんです。だからそういう意味でリードでもバッティングもほんとにチームを支えました。お見事でした」と大絶賛。 もう一人の解説者の館山昌平氏は「自分はCSに入る前からキーマンを戸柱選手という風に言ってるんです」と活躍を予想していたとキッパリ。 続けて「この場面、すごいいいと思うんですよ。 坂本(裕哉)選手が出てきた場面で、初球ボールになった時、違うんだよと、低めにちゃんと投げないと、バック守ってんだからみたいな。とにかく投手を引っ張ってるキャッチャーが、こういったジェスチャーとかしながら坂本投手が立ち直るんですよね」と5回から登板した左腕を気遣ったケースを例に上げながら「少しピッチャーが浮きあっていたり、緊張してたりするところで少し間を開ける。またそれもベンチももちろん理解した上で、次のピッチャーを作る準備をしたりとか。あれがなんとなくボール球を取ってすぐ返球してしまって、次のボールに入ったらその流れで打たれるような1球のミスというのはあると思うので、より気を付けさせるためにあれだけ間を開けた。ピッチャーが代わった初球であれだけ時間を作れるのは、なかなかいないと思うので。いいメッセージだと思いますね」とアッパレを送った。 主戦捕手の山本祐大がシーズン終盤に離脱し、伊藤光もCSで肉離れを発症。チームのピンチを好守で救った戸柱は、日本シリーズでも輝いてくれそうだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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