遍路の里・久谷地区の魅力伝える 坂の上の雲ミュージアムでパネル展 松山市フィールドミュージアムアカデミー
遍路の里・久谷地区の歴史などについて、大学生らの研究をまとめたパネル展が、松山市で開かれています。 松山市の坂の上の雲ミュージアムで開かれているのは、「フィールドミュージアムアカデミー久谷カレッジ」のパネル展です。 愛媛大学の学生らが、松山市南部に位置する久谷地区の歴史や特性について、2年にわたる研究をまとめたパネルおよそ40点が展示されています。 松山市は、市内全体を“屋根のない博物館”に見立て、それぞれのエリアを巡りながら楽しむ「フィールドミュージアム構想」を推進しています。 このうち久谷地区は、豊かな自然や遍路にまつわる文化が多く残っていることから、主要エリアの1つとして研究が進められてきました。 松山市まちづくり推進課の矢野幸平主幹は、「学生たちが、自分たちの独自の視点で、地域の宝についてコメントしたりしているので活動の成果を見ていただきたい」と話しています。 パネル展は今月24日まで開かれています。