元セクシー女優が暴露する「女優の貯金事情」。“月収300万円”で年間に貯められる金額は
女優で月収300万円あれば…
では、セクシー女優で月収300万円の場合はどうだろうか。結論から申し上げると、飲み屋で働くより貯められる可能性が高い。貯金額1千万円を超えることもできるだろう。 なぜセクシー女優の方が貯金しやすいかというと、夜のお店で働くキャストに比べると出ていく経費が極めて少ないからだ。美容代は自分持ちだが、仕事の交通費は事務所かメーカーが肩代わり。同業付き合いもなく、ドレスも不要で……となると、贅沢をしなければかなりお金が貯まる。 実際に月収数百万を手にしていながら「仕事以外の日は引きこもり」というツワモノがいる。しかもツワモノの数は地味に多く、業界では若くしてたんまりと貯金が……というのも珍しくはないのだそう。 人付き合いや夜遊びが派手だと貯金1千万円など到底無理な話だが、金銭感覚さえおかしくなっていなければ、飲み屋に比べるとお金を貯めやすい環境ではある。ただ倹約家すぎてレシートが少なく、確定申告の際に「あれ、経費が全然ないぞ」なんて困り果てるパターンも結構多いらしいけど……。
金銭面でキッチリできるか
「高収入だが、仕事柄お金を貯めづらい」という複雑な問題を抱えるのが夜職だ。「給料が良いから貯金しやすい」という考えは完全に間違いで、入ってくるものが多いと、出ていくものも同時に増えるといったところだろう。 時代と共に夜職で稼ぐ厳しさが強まっているなか、全く貯金ができずにその日暮らしなのは至って危険。ナイトワーカーでありながら、金銭面でキッチリできる癖を早い段階でつけないと、歳を取ってから苦労してしまう。これからこの仕事を始めようと思っている人は、繁華街に潜む厳しい現実をよく理解してほしいものだ。 文/たかなし亜妖 ―[元セクシー女優のよもやま話]― 【たかなし亜妖】 元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
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