高知市で主演映画『アディクトを待ちながら』公開 高知東生さん「人間はいつからでもいくつからでもやり直せる」
テレビ高知
高知県出身の俳優、高知東生(たかち・のぼる)さんが主演を務めた映画が高知市で公開され、初日の舞台挨拶に高知さんらが登壇しました。 【写真を見る】高知市で主演映画『アディクトを待ちながら』公開 高知東生さん「人間はいつからでもいくつからでもやり直せる」 高知市の高知あたご劇場で6日から公開されている映画、『アディクトを待ちながら』。薬物やアルコールなどによる依存症からの回復を題材にした作品です。主演は県出身の俳優、高知東生さん。他にも、依存症だった経験がある俳優が出演しています。初日の舞台挨拶では、高知さんと、「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子(たなか・のりこ)代表が登壇し、「依存症の回復に必要な支えを伝えたい」などと語りました。 (高知東生さん) 「正直言ってスクリーンの内側に戻れるとは思ってなかった。でも生き直して一歩一歩自分を信じてやっていると、無限大の可能性でどうであれ人間というのは、いつからでもいくつからでもやり直せる。そうしているとまた未来が見えてくる。本当に僕はエンタメを使って今苦しんでいる人に『あきらめるな』と伝えていきたいし、そういう役割をしていきたい」 この後サイン会も行われ、高知さんは訪れた人たちと交流しました。『アディクトを待ちながら』は、高知あたご劇場で11月22日まで上映されます。
テレビ高知
【関連記事】
- “天国へのパスポート”になってしまった遺影 「迎えに行った娘の亡骸は冷たく…」修学旅行生ら28人が犠牲になった「上海列車事故」から36年
- 『娘の遺体は見ない方がいい』と言われた母は「会います」と答えた…被害者遺族の“生き方”と“願い”
- 母の手を振り払って“防空壕”から逃げた、8歳の少年 残った母と妹は、遺体となって河原に並んだ…400人以上が犠牲の“高知大空襲”から79年 87歳の男性が語るあの夜の出来事
- 全国で焼肉に1番お金をかけているのはなんと高知市!カツオだけかと思いきや…でもどうやって分かるの?「家計調査」ってなに?仕組みを徹底解説
- “特捜戦隊デカレンジャー”デカブレイク役を襲った病、そしてデカピンクとの結婚と移住…放送から20年、6人の戦士が新作映画で再び集結