<葬送のフリーレン>ついに幕を開ける一級魔法使い選抜三次試験! 衝撃の試験内容とは……
「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかにて配信)の第27話「人間の時代」が3月15日に放送された。ついに始まった一級魔法使い選抜三次試験。その衝撃の試験内容とは……?(以下、ネタバレを含みます) 【写真】膨れっ面に反響! フリーレンと喧嘩をして拗ねるフェルン(CV.市ノ瀬加那) ■三次試験、その内容は……面接 一級魔法使い二次試験を終えた魔法使いたち。彼らは三次試験が始まるまでの時間を魔法都市オイサーストで過ごす。そんななか、フリーレン(CV.種崎敦美)とフェルン(CV.市ノ瀬加那)は喧嘩を始めてしまう。その原因はフリーレンがフェルンに行った提案にあった。二次試験で粉々に砕かれたフェルンの杖を見たフリーレンは、新しいものを購入するよう提案する。しかし現在の杖に思い入れがあるフェルンはこの提案に対して激昂した。 そんなフェルンの様子を見て杖の修理ができる店を探し始めるフリーレン。街の人たちに話を聞いてまわった結果、彼女が辿り着いたのはリヒター(CV.花輪英司)が経営する店だった。粉々になった杖を受け取ったリヒターは最初これを“ゴミ”と形容したものの、修理を進めるなかで「手入れの行き届いた、いい杖だ」と杖を評すると、これを修理してみせる。修理された杖を受け取ったフェルンは、フリーレンとともに一級魔法使い三次試験に向かった。 一級魔法使い選抜三次試験の内容は大陸魔法協会の創始者・ゼーリエ(CV.伊瀬茉莉也)との面接だった。ゼーリエの元を訪れる魔法使いたちに対し、次々に不合格を言い渡すゼーリエ。彼女が語るその理由は「一級魔法使いになった姿をイメージできていない」。フリーレンに対しても不合格を言い渡した彼女は、続いたフェルンに対しても同様に不合格を突きつけようとする。そんなゼーリエを見たフェルンは「揺らいでいる」とこぼす。この一言を聞き、ゼーリエは見解を新たにし、フェルンに一級魔法使い選抜試験合格を言い渡した。 ■フェルンが語る「揺らいでいる」の意味 魔法使いが自身の魔力を制限するとき、そこには微弱な揺らぎが生じる。しかし、この揺らぎも長年の鍛練によって微細なものへと抑えることができる。フリーレンは長年の鍛錬によりこの揺らぎを最小限にとどめていた。彼女が魔力を制限していることに一目で気付いたのは、ゼーリエが知る限りたったふたり。それは魔王と、一級魔法使いのレルネンだけだった。 そんなレルネンですら気付けないことがあった。それは、ゼーリエもフリーレンと同じように魔力を制限していること。そんななか、フェルンはゼーリエと対面し、その魔力が「揺らいでいる」ことに気付く。これまで誰も気付かなかったゼーリエの魔力の揺らぎ。それに初めて気付いたフェルンに対し、ゼーリエは強い興味を示したのだった。 一級魔法使い選抜試験に突入し、フェルンの高い能力は度々賞賛されてきた。本エピソードでは、その能力が一級魔法使いたちにすらも到達できない境地に至っていることが明かされた。ここからさらなる成長が見込まれるフェルン。その実力の到達する先は……? その行方にも期待しながら今後の物語を追っていきたい。 ■フェルンの膨れっ面に「この顔可愛い」との投稿多数 本エピソード放送中も多くの感想がXに寄せられた。なかでも投稿が多かったのは、怒りを露わにするフェルンの表情に対して。彼女のムスッとした怒り顔を見た視聴者からは「フェルンまた膨れっ面(笑)」「ブチギレフェルン!むっすー」「この顔可愛い」との投稿が集中。結果、「フリーレン」というワードはトレンド入りを果たした。 一級魔法使い選抜三次試験の未受験者は残り5人。彼らの試験の合否は……? 次週の放送が待ち遠しい。 ※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」 ◆文=はるのおと