高橋文哉が朝ドラ初出演! 来年『あんぱん』志田彩良・ソニンら新たなキャスト発表
今田美桜がヒロインを務めるNHKの2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』より、主人公・朝田のぶと柳井嵩(北村匠海)が学生時代に出会う主な人々を演じるキャストとして、高橋文哉、志田彩良、ソニン、瀧内公美、山寺宏一の出演が発表され、コメントが到着した。高橋、志田、ソニン、瀧内は連続テレビ小説初出演となる。 【写真】『あんぱん』志田彩良、ソニンら追加キャスト 本作は、『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本は中園ミホによるオリジナル作品だ。 高橋文哉が演じる辛島健太郎は、嵩の同級生。福岡出身の健太郎は、若い頃に友人がいなかった嵩にとって真の友人となっていく。のぶや朝田家の面々とも関わっていく存在だ。 高橋は「この辛島健太郎という役は本当に愛すべき不器用で、台本を読んでいても愛くるしいなと思う瞬間がある一方で、ドキッとするような発言をする瞬間もありますが、素直でまっすぐな子だからこその言動だなと感じています。そして、健太郎は福岡出身なので、初めて博多弁でお芝居が出来ることにもワクワクしております!!」と自身の役柄についてコメント。 今回初めてとなる連続テレビ小説への出演については、「このお仕事をしていて目にすることも耳にすることも多い『朝ドラ』という言葉が、すごく遠い存在に感じていながらも、いつか携わることが出来るように努力してきた自分もいるのが事実です」と話し、「今回、『あんぱん』で辛島健太郎という役をデビュー5周年の節目に託していただけたこと、本当に胸が高鳴ります。僕にしか作れないものを皆様にお届けする覚悟で現場に存在したいと思っています」と語った。 志田彩良が演じる小川うさ子は、のぶの同級生で幼なじみ。のぶと一緒に通っていた女学校時代は、卒業までに良い相手を見つけて花嫁になることを夢見ていたが…。 志田は「これまでもオーディションに挑戦し、結果に涙してきた念願の朝ドラに出演させていただけることが本当にうれしく、自分で自分を抱きしめてあげたい気持ちです」と出演の喜びを明かした。 ソニン演じる山下実美は、のぶが通う高等女学校の教師。ソニンは「高知出身、ハチキンの女であった私は、のぶちゃんのような子だったと思います。それとは真反対であるその時代の象徴である女学校の先生。そのコントラストが出るように演じたいと思います」と役柄への想いを寄せた。 瀧内公美が演じる黒井雪子は、のぶが高等女学校を卒業後に入る女子師範学校の教師。瀧内は「主人公ののぶさんに立ちはだかる壁として登場させていただきますので、非常にやりがいのある役です。パワフルに気合を入れて演じていこうと思っております」と意気込みを語った。 山寺宏一が演じる座間晴斗は、嵩が通う芸術学校の教師。嵩にとって生き方、人生の考え方の基本を教えてくれた恩師だ。山寺は「座間晴斗は、やなせ先生の恩師がモデル。型にとらわれず本質を見抜き、学生たちに真の自由を説く、当時としては稀有(けう)な先生だと思います。やなせ先生への感謝を込めて、この役に全力で取り組みたいと思います!」とコメントを寄せた。 2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』は、NHK総合ほかにて2025年春から放送。 ※キャスト、制作統括/倉崎憲チーフ・プロデューサーのコメント全文は以下の通り。