平野美宇、木原美悠が3位入賞 木原は準々決勝で日本人対決を制する<卓球・WTTコンテンダー太原2024>
<卓球・WTTコンテンダー太原2024 日程:2024年5月21~26日 場所:太原(中国)> 【画像】3位入賞で大会を終えた平野美宇 25日、WTTコンテンダー太原2024は5日目を迎え、男女シングルス、ダブルスの準々決勝までと混合ダブルス決勝までが行われた。
木原美悠は伊藤美誠との準々決勝を逆転で制する
女子シングルス準々決勝では木原美悠(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)との日本人対決が組まれた。試合は世界ランク上位の伊藤が先手を取り、2ゲームを連取する。木原、万事休すかと思われたが、ここから驚異の3ゲーム連取で逆転勝利をおさめた。 木原は準決勝では世界ランク6位の陳幸同(チェンシントン・中国)との対戦だったが、ゲームカウント0-3で敗れ、ベスト4で大会を終えた。
平野美宇は世界ジュニア女王に対して逆転勝利
女子シングルスで同じくベスト8まで勝ち残っていた平野美宇(木下グループ)は準々決勝で中国の22歳、石洵瑶(シシュンヤオ)と対戦。試合は2016年世界ジュニア女王の石に対して最初の2ゲームを落とす苦しい展開になったが、その後平野が息を吹き返しゲームカウント1-2に。続く第4ゲームでは5-10とゲームポイントを握られるピンチとなったが、それを乗り切ると勢いそのままに最終ゲームを奪い、大逆転勝利をおさめた。 平野は続く準決勝で王藝迪(ワンイーディ・中国)と対戦。2月の世界卓球団体、3月のシンガポールスマッシュでは平野が勝利していたこのカードだったが、今回は王に主導権を握られ、ゲームカウント0-3で敗れた。平野は木原とともに準決勝で中国の壁を前に敗れたものの、堂々の3位入賞で大会を終えた。
梁靖崑が単複で決勝進出
男子シングルスでは世界ランク4位、第1シードの梁靖崑(リャンジンクン・中国)がシード通り順当に決勝まで勝ち上がった。26日の決勝ではフランスの20歳、アレクシス・ルブランと対戦する。梁は男子ダブルスでは王楚欽(ワンチューチン・中国)と組み、こちらも26日の決勝へと駒を進めている。 混合ダブルスでは決勝が行われた。中国同士となった決勝のカードは、19歳の林詩棟(リンシドン)と20歳の蒯曼(クアイマン)のペアが林高遠(リンガオユエン)/王藝迪(ワンイーディ・中国)の先輩ペアをゲームカウント3-1で下して優勝を果たした。