【ライブレポート】Awich全国ツアーが閉幕、ファイナルにYENTOWN登場
Awichが5月24日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で全国ツアー「THE UNION TOUR 2024」のファイナル公演を行った。 【写真】Awich、NENE、LANA、MaRI、AI、ゆりやんレトリィバァが集結 歓声で迎え入れられたAwichは「THE UNION」を披露し、オーディエンスを一気に引き込んでいく。その後名刺代わりとも言える楽曲「Queendom」や、ひと際派手なサウンドが印象的な「NWO」などを次々と届け、「Call On Me」では娘のYomi Jahもダンサーとして参加した。続いて「紙飛行機」「Remember」「洗脳」と息をつく間もないほどに、Awichはこれまでの代表曲をメドレーで紡いでいき、「ヒップホップに感謝」と深く一礼する場面も。2パックやジェイ・Z、ローリン・ヒル、プア・ライチャス・ティーチャーズといった先人のラッパーたちの名前を並べながら「沖縄の先輩たちもたくさんいる。ヒップホップを聴くと、世界で何が起こっているのか知ることができる。リスペクトを持ってこの音楽を大事にしていきましょう」と呼びかけた。 「TSUBASA」では再びYomi Jahが参加し、しなやかなコンテンポラリーダンスでオーディエンスを魅了。Awichは瞳を潤ませながら「娘は命の恩人。Awichを作ったのはToyomiです」と話し、「Wait For Me」「かくれんぼ」を届けて感動的な空気で会場を包み込んだ。その空気を一変させるように流れたのは「GILA GILA」のイントロ。Awichは鋭く切り込むようなラップで会場を沸かせると、間髪いれずに「ALI BABA REMIX」へ。MFSとralphの2人が参加し、迫力のあるパフォーマンスで観客を沸かせた。ライブ後半へ差し掛かると同時に、次々とゲストたちがステージをきらびやかに彩っていく。「Bad Bitch 美学 Remix」ではNENE、LANA、MaRI、AI、ゆりやんレトリィバァの6名が集結し、それぞれ異なる魅力と強さをラップで表現した。 「RASEN in OKINAWA」では「俺にもマイクを渡してくれよ!」とCHICO CARLITOが登場。安定感のあるラップを聞かせたあと、柊人も加わって彼らのコラボ曲「Let Go」を特別に披露する場面も。そのまま柊人の代表曲「好きなこと」にAwichが加わったリミックスバージョンも披露したあと、SugLawd FamiliarよりOHZKEYが登場し「LONGINESS Remix」へ。「最後の最後だぜ!」という言葉とともにAwichが「Bad Bad」を披露し、ピースフルな雰囲気でライブの幕が閉じるかと思えば、YENTOWNが姿を現した。AwichはkZm、PETZ、JNKMN、MonyHorseらとともに「不幸中の幸い」を披露。YENTOWN結成10周年を祝う1曲で大団円を飾った。 ■ セットリスト □ Awich「THE UNION TOUR 2024」2024年5月24日 Zepp Haneda(TOKYO) 01. THE UNION 02. Queendom 03. NWO 04. Guerrilla 05. どれにしようかな 06. Call On Me w/Yomi Jah 07. 口に出して 08. 紙飛行機 09. Remember 10. 洗脳 11. WHORU? 12. Link Up 13. Revenge 14. TSUBASA w/Yomi Jah 15. Wait For Me 16. かくれんぼ 17. GILA GILA 18. ALI BABA REMIX w/MFS, ralph 19. イケメンタル w/NENE 20. Bad Bitch 美学 Remix w/NENE, LANA, MaRI, AI, YURIYAN RETRIEVER 21. RASEN in OKINAWA w/CHICO CARLITO 22. Let Go - CHICO CARLITO & 柊人 23. 好きなこと Remix w/柊人 24. LONGINESS Remix w/SugLawd Familiar, CHICO CARLITO 25. Bad Bad 26. 不幸中の幸い - YENTOWN