マンチーニ監督解任目前のサウジアラビア代表後任にジダン氏が電撃浮上「完璧な監督」
サッカーのサウジアラビア代表が、世界最高額の年俸を誇るロベルト・マンチーニ監督(59)の解任を検討する中で、後任候補にジネディーヌ・ジダン氏(52)が電撃浮上した。 サウジアラビアは北中米W杯アジア最終予選で日本に完敗し、1勝2分け1敗の勝ち点5と苦戦を強いられている。年俸約40億円とみられるマンチーニ監督への批判は高まっており、現地ではまもなく解任が承認されると盛んに報じられている。 焦点が後任候補に移る中で、衝撃の人事が選択肢に挙がっている。スペインメディア「フィチャージェス」は「情報筋は、サウジアラビアチームがジネディーヌ・ジダンを完璧な監督だと考えていると語っている。ロベルト・マンチーニの将来に対する疑問は、日本戦での敗北とバーレーン戦の引き分けの翌日から続いている。イタリア人監督との契約解除に伴い、アラブの代表チームはすでに後任を探しており、ジダンも後任候補の一人となっている」と報じた。 ジダン氏は現役時代に活躍したスペイン1部レアル・マドリードで指揮を執り黄金時代を築いたが、2021年5月に辞任して以来、監督業からは遠ざかっている。現在はフリーで就任に支障はなく、サウジアラビア側はサッカー界最高のレジェンドを招へいするためにマンチーニ監督を上回る〝爆オファー〟を準備している。 他の候補としては「現在コリンチャンスの監督を務めるアルゼンチン人のラモン・ディアスや、2022年カタールW杯ですでにサウジアラビアを率いていたフランス人のエルベ・ルナールらの名前も続いている」と指摘した。 森保ジャパンが次回対戦する来年3月25日のサウジアラビア戦(埼玉)では、レジェンドのジダン氏が敵指揮官として立ちはだかることになるのか。
東スポWEB