佐々木麟太郎だけじゃない! 米国留学中・智辯和歌山の超逸材にも注目だ!
アメリカの名門・スタンフォード大進学を表明した佐々木 麟太郎内野手(花巻東)が記者会見を行ったことが20日、報じられた。世界大学ランキングでも2位に入るほどの名門で、学業面で大きなハードルが課されることになる。 この選択によって、さらに佐々木がバイタリティ溢れる選手になることを期待したい。 【動画】武元一輝の剛速球 佐々木以外で、アメリカ留学した超高校級選手といえば、智辯和歌山出身の武元 一輝投手(ハワイ大)が挙がるだろう。武元は2021年夏、2022年夏の甲子園に出場。140キロ後半の速球、130キロ台のフォークを併せ持つ投手でありながら、打者としても、高校通算20本塁打を記録した二刀流だ。高校時代を取材した印象としては、レベルアップへ向けて、技術的なことをとことん追求しながら取り組む選手で、自分の考えを貫く印象が強かった。ある意味、アメリカ向きの選手だった。 22年の夏の甲子園が終わったあとはMLB主催のパーフェクトゲームに参加し、投げては6奪三振の快投をみせ、翌年にハワイ大進学を表明した。武元は同大野球部に所属し、2月から開催されている公式戦にも出場している。 17日のミシシッピ大戦で、3回、48球を投げ、6奪三振、無失点の快投を見せ、勝利に貢献している。 MLBは21歳以上から指名が可能になるため、武元は25年のドラフトから指名対象となっている。佐々木は26年がドラフト指名対象となる。 過去にもアメリカの大学でプレーしている日本の高校球児はいたが、超高校級の武元や佐々木の存在により、より関心が集まるカテゴリーになるのではないだろうか。佐々木も公式戦デビュー時は非凡な結果を残すことを期待したい。