全仏オープン女子4強出揃う 平均年齢は22歳、17歳アンドレーワが台風の目に<女子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が終了し、今大会のベスト4が出揃った。 【シフィオンテク、ガウフら全仏OP組合せ】 全仏オープンは現地時間5日に女子シングルスのボトムハーフ(ドロー表の下半分)の準々決勝が終了。前日の4日にはトップハーフ(ドロー表の上半分)の準々決勝が行われていたため、4強が出揃った。 ボトムハーフでは第2シードで今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女王のA・サバレンカと第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)が準々決勝で敗退。サバレンカを下したのは17歳のM・アンドレーワ、ルバキナを撃破したのは第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)で、いずれも四大大会初のベスト4進出となった。 一方、トップハーフでは世界ランク1位で大会2連覇中のI・シフィオンテク(ポーランド)と同3位のC・ガウフ(アメリカ)がシードを守り4強入り。シフィオンテクは4回戦と準々決勝の2試合で4セットの間でわずか2ゲームしか相手に与えない驚異的なスコアを残し勝ち上がった。 また、20歳のガウフは優勝を飾った昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から今年の全豪オープン、そして今大会と四大大会において3大会連続でのベスト4入りとなり、安定した好成績を残している。さらにガウフは今大会終了後の世界ランク更新で自己最高の2位に浮上することが決定。準決勝で相まみえるシフィオンテクとの一戦は大一番となる。 今大会の4強は23歳のシフィオンテクと20歳のガウフ、28歳のパオリーニと17歳のアンドレーワと平均年齢22歳という顔ぶれとなった。 女子シングルスの準決勝は現地6日木曜日に行われる。 【女子シングルス準々決勝の結果】 (1)I・シフィオンテク 6-0, 6-2 (5)M・ボンドロウソワ(チェコ) (3)C・ガウフ 4-6, 6-2, 6-3 (8)O・ジャバー(チュニジア) (12)J・パオリーニ 6-2, 4-6, 6-4 (4)E・ルバキナ M・アンドレーワ 6-7 (5-7), 6-4, 6-4 (2)A・サバレンカ 【女子シングルス準決勝の組合せ】 シフィオンテク vs ガウフ パオリーニ vs アンドレーワ