文星芸大付2年連続の選手宣誓で昨年に続き甲子園?「プレッシャーですが、いい流れ」/栃木
<高校野栃木大会・組み合わせ抽選会>◇19日◇栃木県総合教育センター 第106回全国高校野球選手権栃木大会(7月12日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。 【一覧】栃木大会・組み合わせ 2連覇を狙う文星芸大付の木伏遥斗主将(3年)が38校の立候補の中から、昨年に続き選手宣誓のクジを引き当てた。 一斉に封筒を開封すると、木伏の封筒にだけ「106選手宣誓」と力強く書かれた紙が入っていた。照れくさそうに紙を右手で掲げた。「まさか引けると思っていなかったので…」と、笑顔を見せた。 昨年は入江陽前主将が選手宣誓をして16年ぶりの甲子園出場を果たした。木伏は会場入りする前、入江に連絡。「期待しているよ」と声をかけられ抽選会に臨んでいた。前主将から引き継いだ選手宣誓。「去年は熱い内容だったので、それを超えられるように。誰かの記憶に残るような内容にしたいと思います」と、力を込めた。 32年前にも高根沢力監督(50)が選手宣誓をして甲子園出場。チームにとっては吉兆の印だ。木伏主将は「プレッシャーですが、いい流れをもってこられたらと思います」と、連覇へ向け勢いをつける。