peco「ryuchellがいたときに書き上げた時間をそのまま感じたいから…」初エッセイ「My Life」に込めた想い
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月31日(水)の放送は、ゲストにpeco(ペコ)さんを迎えてお送りしました。
◆初エッセイに込めた想い
pecoさんは2月1日(木)に初のエッセイ「My Life」(祥伝社)を発売。Amazon総合ランキングでは、発売前にもかかわらず予約段階で1位を獲得するなど、大きな話題になっています。 そこでまずは、今回エッセイを執筆するまでに至った経緯について伺うと、「2022年8月に『ryuchellと私と息子で新しい家族のかたちを築いていきます』と皆さんにお知らせをさせてもらったとき、たくさんの温かい応援の言葉をいただいた一方で、ryuchellへの厳しい声だったり、私に対して『pecoちゃんがかわいそう』『pecoちゃんは心が広いね!』という声をたくさんいただいて。 でも、私からするとryuchellの心の内を受け入れることも、新しい家族のかたちも特別なことじゃなくて『“私の心が広いから”とかじゃないんだよ』っていうことを自分の言葉でお伝えしたいと思って(エッセイを)作り始めました」と語ります。 また、2023年7月にryuchellさんが亡くなったことを受けて、「ryuchellがいたときに書き上げた時間をそのまま感じたいからこそ、本編はそのままで、ryuchellがいなくなってしまってからの心の内をプロローグとエピローグでお話しをさせてもらって完成させました」と明かします。 すでに本作を拝読したれなちは、「(文章が)しゃべり言葉にすごく近いというか、飾っている感じもないし、自分の言葉で伝えようというのがスッと入ってきて、私は飛行機のなかで読んでいたんですけど大号泣でした。すごく温もりを感じる文章でした」と絶賛すると、pecoさんは「ありがとうございます~! うれしいです~!」と感激します。 さらには表紙デザインも「洋書っぽくてオシャレでかわいい」との言葉に、「そうなんです! うれしい!!(れなちとは)初めてお会いしたけど、すでに分かちあえた気がする(笑)!」と大感激のpecoさん。 そんなデザインのこだわりついて、「普段は本を読まないんですけど、本の見た目が好きで。それこそ、家にインテリアとして(本を)飾っていたので、部屋に置いておいてもかわいい物にしたかったんです!」と話します。