日本人女性、幼少期に通った台湾・基隆の母校再訪 児童や教職員らと交流
(基隆中央社)日本統治時代に北部・基隆市の和平島で地元の人に漁業の技術を伝えたとされる沖縄県久高島出身の内間長三を祖父に持つ女性とその家族が16日、母校の真砂小学校(現正浜小学校)を訪問し、児童や教職員らと交流した。 和平島はかつて社寮島と呼ばれ、沖縄出身者の集落があり、女性も同島に暮らしていた。女性は真砂小の1期生で、毎日30分かけて通学した思い出を語った他、校舎が改築されるなどして、きれいになったと感想を語った。また正月飾り(春連)作りの様子を見学した。 正浜小によると、女性は去り際に同校の王佩蘭校長の手を取り、児童や教職員らの沖縄訪問を呼び掛けたという。 (王朝鈺/編集:齊藤啓介)