永瀬廉が高級クリーニング店でアルバイト

2月3日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)では、King ＆ Princeの永瀬廉が高級クリーニング店でアルバイトを経験。その中で、劇団ひとりと山崎弘也への感謝を伝える一幕があった。 【写真】前田敦子“和紗”の産休にともない、永瀬廉“倖生”が一人でホールを回そうと奮闘 ■高級クリーニング店でアルバイト King ＆ Princeのガチ労働企画「バイトレ」。今回、永瀬が挑戦するアルバイトは高級ブランドのクリーニング店。日本一の技術を持つと言われている兵庫・尼崎の「キレイナ」を訪れた。元々は劇団衣装やウエディング衣装などのクリーニングを行っており、そこで培った技術を基に独立。いまでは全国から依頼があると言う。 永瀬はラックにかかっていたシャネルのジャケットを手に取り、「洗濯タグとか全部バツですよね？」と質問すると、スタッフリーダーの香月麻里子さんは「他のクリーニング店に出すと断られることが多くてうちに出される方が多い」と説明。全て手作業でクリーニングを行っていると明かすと、永瀬は「手？」と驚いていた。 まず、永瀬が手伝ったのは高級ブランドのダウンコートの検品。袖の汚れを発見した永瀬は「白いですよね？液体っぽいな、牛乳かな」と原因を探った。ほか、袖口のほつれを発見したが、香月さんはさらに見えない部分の汚れも見つけており、永瀬は「全然分からんわ、俺。4Kのカメラでも分からん」とこぼしていた。 早速クリーニングの作業に取りかかった永瀬。まずは襟周りの皮脂汚れに洗剤が入ったスプレーを吹きかけ、ブラシでたたき洗いした後に、超音波洗浄機を使って汚れをかきだす作業を全て手作業で行う。さらに、白いシャツの皮脂汚れや色落ちの補正など、技術を要する細かい作業を体験した。 ■劇団ひとりと山崎弘也の私物をクリーニング 終盤には劇団ひとりから10年洗っていないというスーツ、山崎からはコーヒーのシミがついたバッグが届き、これを永瀬がクリーニングすることに。 永瀬は汚れの状態を見ながら「お二人とも非常に普段からお世話になっているので、しっかりきれいにして新品同様の物をおとどけしたいと思います！」と意気込んだ。山崎のキャンバスバッグは、消しゴムで汚れを落とし、劇団ひとりのスーツはウール素材だがていねいに水洗いをした。 永瀬は作業の合間に二人への思いを明かした。山崎には「『キントレ』になって番組リニューアルで取材を受けさせてもらったときに不安な部分もすごいあったけど、笑いをとってくれたので見てるだけで元気をもらえるんですよね」と告白。劇団ひとりについては「俺のことを怒ってくれる人ですよね」と切り出し、「師弟関係みたいな。バラエティのイロハじゃないけど、基本的なことを教えてくれた人ですよね」と語った。最後に永瀬が手作業で仕上げたスーツとバッグがスタジオで披露された。 ■「バイトレ」を通して伝わる永瀬の熱い一面 コーナーの冒頭で、今回は特別に依頼主に電話を入れ、袖口のほつれなど状態を報告したのに加えて依頼した理由をたずねていた。依頼主が妊娠・出産の時期に着用していたこと、もう同じ形が手に入らないことなど思い出が語られると、永瀬は「そんなすてき思い出があって。弊社にお任せください。心を込めてやらせていただきます」と熱く語ったのが印象的。また、劇団ひとりと山崎の私物のクリーニングでは、二人に対する敬意や感謝の思いが伝わってきた。 番組のロケとして単に物事を伝えるだけではなく、永瀬自ら経験し、人や物事と真正面から向き合っているからこそ熱い思いがあふれ出てくるのではないだろうか。永瀬の人への感謝を忘れない一面や、時折見せる熱い一面も番組の魅力や面白さにつながっている。 ◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班