横浜流星、主演の大河ドラマ「べらぼう」は初心の「緑色」…「縁があって、戦隊ものもグリーンだったので」
俳優の横浜流星(28)が16日、主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(来年1月5日スタート、日曜・後8時)の初回試写会および取材会が東京・渋谷の同局で行われた。 【写真】横浜流星がまげ姿披露 江戸中期を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎らを見いだし、東洲斎写楽を世に送り出し“江戸のメディア王”と呼ばれた「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く作品。横浜は「新たな大河ドラマ。合戦はありませんが、商売の戦いが繰り広げられます。蔦重という町人だからこそ、自分ごとのように感じて登場人物を愛してほしい」と語った。 青年期の蔦重は主に緑色の着物を着用。「1章はずっとこの着物で、ユニホームみたいな感覚ですね。緑には縁があって、戦隊もの(「烈車戦隊トッキュウジャー」)をやっていたときもグリーンだったので、初心に戻ったような感じ」。横浜自身も今年10月、同学年の「THE RAMPAGE」岩谷翔吾(27)の作家デビュー作「選択」の原案を手がけたが「本作りの難しさ、大変さは蔦重をやる前から感じていましたが、蔦重から学ぶことも多いと思う。2作目、3作目とこれからも届けたいなと思っています」と語った。 脚本を手がける森下佳子氏は「私の書いた台本が種だったとしたら、できあがりは森でした」と作り上げられた「べらぼう」の世界観に感激。「蔦重はパワフルで周りに愛され、憧れを持たれている人。こんな人間になれたらいいなという人物を、横浜さんが演じたらヤバかった。好きになりすぎるんじゃないかな…」とほれ込みすぎて逆に危機感を抱いているようだった。
報知新聞社