田中将大、浅田真央が1位 中小企業の経営者が宣伝に起用したい有名人
中小企業の経営者が選ぶ自社の宣伝に起用したい有名人が、この日までに産業能率大の調べにより発表され、男性では、1位に田中将大投手、女性では、浅田真央選手が1位となった。
■予想通りのビッグネームが1位 昨年11月にインターネット調査会社を通じて全国の従業員が6人以上の中小企業の経営者(資本金1000万円以上、3000万円未満の会社がうち44.9%)、600人にアンケートを行った(有効回答は430)。同大学では、2011年より中小企業の経営施策についての調査を毎年続け、経済の動向を探っているが、今回、初めて調査項目に「社長が選ぶ自社の宣伝に起用したい有名人」の項目が加えられた。 アベノミスクの効果が、どう中小企業レベルに出ているかを知る上で参考となる調査で、経営活動に影響の大きかった要因として「需要の不足」が昨年に比べ15・7%減少、逆に「人材不足」という回答が前年比6・6%アップするなど、中小企業の経営実態が明らかになっている。そういうアベノミクス下で、中小企業の経営者が、自社のCMに、どういう人を求めているか?は、興味深かったが、メジャー移籍で注目されるマー君、ソチ五輪での金メダル獲得が期待される真央ちゃんのビッグネーム2人が予想通りにトップとなった。 ■勝ち続けるイメージ マー君を選んだ理由としては「勝ち続けるイメージがある」、「応援したい気持ちになる」「24連勝で負けない人物の代表」というものが多く、浅田真央選手に関して「ソチ五輪で今後露出度が増す」、「好感度が持てる」という意見があった。 同大学の企画広報部では「中小企業の方々も自社の宣伝ということを考えたとき、スポーツ界で一番、タイムリーな方2人を起用しようと考えられたのでしょう。田中選手はこれからどこに移籍するかが注目ですし、浅田選手は、ソチ五輪という大きな舞台が待っています。我々の予測を裏切らないような調査結果でした」と分析していた。