井岡一翔、今後は「終わったばかりで考えられない」「この先の人生どう戦っていくか考えないと」
<プロボクシング:WBA、IBF世界スーパーフライ級王座統一戦>◇7日◇東京・両国国技館 WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(35=志成)が5年7カ月ぶりの黒星を味わった。16勝無敗のIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に12回0-3判定(112-116、111-117、108-120)で敗れた。18年大みそかのドニー・ニエテス(フィリピン)戦以来の敗退。スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥(31=大橋)と並んでいた世界戦通算勝利数も22勝のまま。王者対決に敗れ、無冠となった。 ◇ ◇ ◇ 井岡は、今後については「いまはそこまで自分自身に落とし込んで考えられないですし。今日すべてかけてきて、結果として出なかった悔しさ、いますぐには受け止められない。徐々に癒えるとともに、この先の人生をどう戦っていくかを考えないといけない。今は終わったばかりなので、考えられない」と話した。 その上で「タイトルをなくして、考えていたことが白紙になって。(今後を今は)考えようがないですね」と話した。