【ライブレポート】Negicco Nao☆が歌とユーモアでファンを笑顔に!大盛況の36歳バースデーライブ東京公演
NegiccoのNao☆のバースデーライブ「Nao☆ 36th Anniversary Live ~hop! step! hop!~」が4月7日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE、4月14日に新潟・NIIGATA LOTSで開催された。この記事では東京公演の模様をレポートする。 【脱線トーク】バンドメンバーの下まつ毛を確認するNao☆(写真合計50枚) 4月10日に36歳の誕生日を迎えたNao☆。彼女は今回のバースデーライブでsugarbeans(Key)、設楽博臣(G)、千ヶ崎学(B)、岡本啓佑(Dr / 黒猫チェルシー)というNegiccoのライブではおなじみのミュージシャンとともにバンドセットでのパフォーマンスを届けた。 ■ 何歳になってもうれしい Nao☆は「生誕ライブに来てくれてありがとうございます! みんなで楽しんでいきましょう!」と元気よく挨拶をすると、ダンサブルな「射抜け!Midnight」で華やかにパフォーマンスを開始。続いて2022年の第1子出産後に発表した復帰作「何回もドアを叩くんだ!」では、バンドメンバーが織りなすポップなバンドサウンドに澄んだボーカルを乗せ、場内をさわやかな空気で満たした。演奏が終わると客席から「おめでとう!」「Nao☆ちゃんかわいいよ!」という祝福の声が上がり、Nao☆は「ありがとう! やっぱり何歳になっても言われたらうれしいよね」と笑顔で語った。 Nao☆は3曲目「rainy~next season~」で大人びたボーカルをじっくりと聴かせて会場に流れる和やかな空気を一変させると、「向日葵の歌」「約束」といった人気曲を次々と歌唱。ボーカリストとしての表現力の豊かさを感じさせるパフォーマンスでファンを魅了した。Nao☆は20年以上の月日をともに過ごし、家族以上の関係だというNegiccoメンバーのMeguとKaedeについて「15歳でNegiccoを始めて3日後に36歳になるんですけど、こんなに長く仲間と一緒にいるとは思わなかったので、ぽんちゃ(Meguの愛称)とかえぽ(Kaedeの愛称)がいてくれてよかった」とひと言。そして「そんな2人と一緒にいれるのは皆さんの応援があってこそです」とファンへの思いを語った。 ■ Negicco Nao☆の歌とユーモア そんな感謝の言葉に場内がほんのりと感動的なムードに包まれる中でも、Nao☆の脱線トークは止まらない。自分は下まつ毛が少なくて残念という話題からバンドメンバーを1人ずつチェックして「千ヶ崎さんのほうが下まつ毛あるんだけど! ムカつく(笑)」と詰め寄ったり、設楽のTシャツを見て「初おろしに見えないくらいシワシワ」とイジったり、ライブグッズのロングTシャツを着たファンに話しかけたりと、自由奔放なMCぶりで客席の笑いを誘った。ひとしきり脱線トークを終えたのち、Nao☆は作詞作曲をconnie、編曲をTHE BLDSが担当した浮遊感漂う新曲「ゆるく ゆれる」を初披露。クールな歌声とバンドメンバーの手数を抑えたAOR調のサウンドを浴びた観客は、ゆったりと体を揺らして楽曲の世界観を堪能していた。 「みんなで運動がてらこの曲で盛り上がっていきましょう!」Nao☆がそう呼びかけてNegicco「さよならMusic」の演奏がスタートすると、オーディエンスは総立ちになって盛大なコールを送る。Nao☆は最後に「ベスト☆フレンド」「悠久の星」を届け、会場のテンションを最高潮に導いた。 鳴り止まない「アンコール! Nao☆!」の声に応えて再びステージに登場したNao☆は、まず「恋をしたらキッチンテーブル」を軽やかに披露。締めくくりに自らが作詞を担当した「菜の花」をまっすぐに歌唱し、ここまでライブを見守ってきたファンに何度も手を振って笑顔でステージをあとにした。本公演で初披露された新曲「ゆるく ゆれる」は、4月17日に配信リリースされる。 ■ セットリスト □ 「Nao☆ 36th Anniversary Live ~hop! step! hop!~」2024年4月7日 東京都 SHIBUYA PLEASURE PLEASURE 01. 射抜け!Midnight 02. 何回もドアを叩くんだ! 03. rainy~next season~ 04. 向日葵の歌 05. 約束 06. ゆるく ゆれる 07. ホログラム 08. さよならMusic 09. ベスト☆フレンド 10. 悠久の星 <アンコール> 11. 恋をしたらキッチンテーブル 12. 菜の花