国税局職員が違法賭博で懲戒処分/埼玉県
違法な賭博行為を行っていたとして、関東信越国税局は、27日付けで県内の税務署に勤務する20代の職員を懲戒処分としました。 停職3か月の懲戒処分となったのは、県内の税務署に勤務する20代の男性職員です。 男性職員は去年12月までに自身のスマートフォンなどから海外の4つのオンラインカジノで合わせておよそ10万回、総額2億円を超える賭博行為をしていました。 おととし10月、上司との面談の際に、職員から申告があり、内部調査を進めたところ賭博行為が発覚しました。 男性職員は、オンラインカジノ以外にも公営競技もしていて勤務時間中にもしていたということです。 処分を受けて男性職員は、27日付けで辞職しています。 また、オンラインカジノでの賭博行為について、関東信越派遣国税庁監察官が27日、男性職員をさいたま地検に告発しています。 関東信越国税局国税広報広聴室の澤田勝良室長は、「管理職員に対して個別面談を通じた深度ある身上把握の重要性について改めて説明し、部下職員の私生活を含めた身上把握の徹底を図っていきます」とコメントしています。