アルナシーム、マイルCS最終追い切り速報/栗東トレセンニュース
今週末、11月17日(日)に京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(芝1600m)。出走予定馬の追い切りは、大方、昨日13日に行われていたが、アルナシーム(栗東・橋口慎介厩舎)は日曜レースの場合は木曜に最終追い切りというパターンなので、今回も木曜日の14日が最終追い切りとなった。 【写真】アルナシームのこれまでの軌跡 今回コンビを組む藤岡佑介騎手が跨って、CWで単走。2コーナーから入場して、6F標識から時計を出す形。前走の最終追いは半マイルからの時計だったが、今回は中京記念を勝った時と同じ6F追いということになる。 これまでの気性を考えると、行きたがって、向正面でラップが速くなるところがある馬だが、ジョッキーとの相性も良く、行きたがる中にも折り合いがつくところがあって、ラップは速くなりすぎない。その分、道中しっかりと脚をためて、最後の直線でしっかり伸びるという走りだった。 時計は6F84.6~5F67.4~4F52.1~3F37.4~2F23.4~1F11.8秒。6F時計が中京記念の時よりも遅いのは道中のラップが違うため。これをどう評価するかということになるが、ワンターンなら前半脚をためて、後半でしっかり脚を使うという戦法も期待できそうな気がする。 (取材・文:井内利彰)