CBSは、このリスト外の注目選手としてアストロズのホセ・アルトゥーベの名前を挙げた。メジャーでは最も身長が低い168センチながら、2014年には、イチロー以来となる首位打者＆最多安打＆盗塁王の“3冠”を獲得した。26歳のアルトゥーベは、現時点で通算985安打を放っており、今シーズン中に1000安打に到達するのは確実。同記事では、「3000安打の達成確率を語るには、通算安打数が少ないが、メジャー通算最多安打の記録を持つピート・ローズは、27歳まで1000安打に到達しなかった」と援護した。 　現在のペースだと、アルトゥーベはピート・ローズよりも10カ月若い年齢で1000安打に達することになるという。また、もう一人、今月25歳になったエンゼルスの若きスラッガー、マイク・トラウトの名前を上げ、2017年には1000安打に達する見込みだとした。 　またスポーティングニュースでも、「10年連続200安打以上してきたイチローの記録を追いかけられるのはホセ・アルトゥーベだろう」としている。アルトゥーベが、あと7年間、故障なくプレーし続けるという条件で、「イチローと匹敵する10シーズン200安打以上の可能性がある」という。 　しかし、「イチローの安定した成績に追いつくベストなチャンスがあるアルトゥーベのような選手でさえ、難しいことだろう」と表現。そして、その難しさが「グレート」と、「レジェンド」を区別するのだろうとイチローの偉業を讃えて、記事を締めくくっている。 　イチローに続く史上31人目となる3000安打の候補者の分析をすればするほど、イチローの記録の偉大さが際立ってくる。