プーチン大統領 ウクライナが撃墜したのは「明らかだ」 露軍機墜落…捕虜も搭乗か
捕虜となっていたウクライナ兵を乗せたとされるロシア軍機の墜落について、プーチン大統領は26日、ウクライナが撃墜したのは「明らかだ」と主張しました。 プーチン大統領「彼ら(ウクライナ軍)が意図的にやったのか、判断ミスからなのかはわからない。だが、やったことは明らかだ」 プーチン大統領は26日、サンクトペテルブルク市内で開かれた学生らとの会合でこのように述べ、墜落したロシア軍機はウクライナ軍に撃墜されたと主張しました。 24日に墜落した輸送機について、ロシア国防省は、捕虜のウクライナ兵を含む搭乗者74人全員が死亡したと発表していました。またプーチン大統領は「ロシアの防空システムでは自国の航空機を攻撃することはできないようになっている」とも述べ、ロシア軍による撃墜との見方を否定しました。 こうした中、ロシア捜査委員会は、捕虜になっているウクライナ兵が輸送機に乗り込む様子とする防犯カメラの映像をSNSに投稿しました。場所や日時の説明はありませんが、捕虜が実際に乗っていたと強調する狙いがあるとみられます。 この墜落についてウクライナ側は、関与について明言しておらず、国際的な調査を求めています。