「ザ・クラウン」のオリヴィア・コールマン、ボトックスを認めてファンから褒められる
ドラマ「ザ・クラウン」の2代目エリザベス女王役として知られ、ヨルゴス・ランティモス監督の『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマン。今年50歳になった彼女がボトックスを打っていることを認め、注目を集めている。 【写真】人気ドラマ『ザ・クラウン』キャストと実在ロイヤルのそっくり度を比較
今週BBCのラジオに出演したオリヴィア。新作映画『Wicked Little Letters(原題)』について語っているとき、番組の司会者で元モデルのヴァーノン・ケイが自分と彼女が同じ年齢であることに気がついた。彼が「待って、僕たち同い年だね」と言うとオリヴィアはショックを受けたよう。「そうなの? 私、あなたの母親みたいに見えない? あなたが若く見えるからものすごくイラつく。どれくらいボトックス打ってるの?」と直球質問。ヴァーノンが「打ってないよ! いや、答えない」と返すとオリヴィアは「あら、私は大量に打ってるよ」。冗談めかしているが本気で言ったとイギリスマスコミは見ている。
ファンからはこの答えに称賛が殺到。ボトックスや美容整形疑惑を否定するセレブが多い中、堂々と認めた彼女を「正直だ」と称賛するツイートが投稿されている。「『ボトックスを打ってるし、大好き』って発言するとは驚き」「シワのないセレブがみんな『いい遺伝子のおかげ』というわけじゃない。オリヴィアは素直に認めている」とコメントするクリニックや医師も。ボトックスやリフトアップを疑われたセレブたちの多くが「何もしていない。シワがないのはいい遺伝子に恵まれたから」と答えるのをからかっている。
ちなみに今ではイギリスを代表する名優となったオリヴィアだけれど、ブレイクしたのは29歳のときと比較的遅咲き。イギリスのシットコム「ピープ・ショー ボクたち妄想族」に出演したのがきっかけだった。オリヴィア曰く「演劇学校を出て最初の年には100くらいオーディションを受けた。でも1つも受からなくてエージェントに捨てられると思った」。この頃は友達の家を渡り歩いてソファに寝かせてもらっていたという。でも「そこからも学ぶことができるから、人生の一番悲しい部分についても私は後悔していない」。ボトックスだけでなく人生に対してもポジティブなところがさらに支持を集めそう。