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中国で11月、不動産会社の社員たちと配達員たちが路上で大乱闘を繰り広げる様子がカメラに捉えられた。配達員が駐車禁止の場所に複数のバイクを駐車し、注意をしに来た不動産会社側と言い争ううちに殴り合いに発展したという。 【画像】路上で大乱闘を繰り広げる不動産会社の社員たちと配達員たち（11月28日、中国・四川省の歩道）

不動産会社員と配達員が大乱闘

中国・四川省の歩道で11月28日に撮影されたのは、スーツ姿の不動産会社の社員と配達員たちが路上で大乱闘する様子だ。 小競り合いの最中、不動産会社の社員は「何するんだ!」と配達員を怒鳴りつけていた。 しかし、押さえ込まれた配達員側もその手を振り払い、殴りかかろうとする。 一方、不動産会社側の男性は、ホウキの先端を外して柄を持つなど臨戦態勢だ。 中には騒動を収めようと、「落ち着いて、落ち着いて」となだめる人の姿もあったが、両者の怒りは一向に収まる気配がない。 配達員が「お前達どうするつもりだ?!」と迫り、不動産会社側の男性は「指さすな!おい!はあ?!なんなんだお前!」と食ってかかる。 怒り心頭の様子の不動産会社側に、さらに配達員は「（頭を指さして）殴れるのもなら殴ってみろ!」と煽る始末だ。

“駐車違反”…口論が殴り合いへ

なぜ街中で突然、このような乱闘騒ぎになったのか。地元警察の発表などによると、事の発端は配達員たちにあったという。 当時、配達員が駐車禁止の場所に複数の配達バイクを止め、会社の朝礼に出席していた。 そのことを不動産会社の社員が注意すると、言い争いに発展。最中に不動産会社側が手を出したことで、殴り合いの大乱闘に発展してしまったという。 この乱闘で合わせて3人が軽いケガをし、警察は双方の関係者らの事情聴取を行ったという。 （「イット!」 12月6日放送より）