バスケットボール界の発展尽力 桑江沖縄市長への感謝の声
沖縄テレビ
病気療養中だった沖縄市の桑江朝千夫市長が9日亡くなりました。沖縄アリーナの建設などスポーツ界の発展に力を注いだ桑江市長の功績に感謝の声が聞かれました。 県バスケットボール協会 日越延利会長「沖縄だけじゃなくて日本のバスケット界にとって本当に功績は大だと思います。バスケットであれだけ応援をしていただいた市長が亡くなったというのが本当に寂しくてしょうがない。」 桑江市長と同年生で県バスケットボール協会の会長を務める日越延利さんです。桑江市長が1期目の公約に掲げた沖縄アリーナの建設は、Bリーグ琉球ゴールデンキングスの本拠地として2021年に実現しました。 世界基準のアリーナの存在が去年のワールドカップ誘致に繋がり、沖縄だけでなく日本のバスケットボール界の発展に大きく貢献しました。 日越さん「日越くん本当にワールドカップやって良かったなと、今度はこれをバスケットの聖地にしたいなと。将来のこどもたちのためにということは桑江市長からも。聖地にしてくれないかとバスケットの、そういう言葉をいつも貰っていましたね。(復職して)このアリーナも沖縄のバスケットも日本のバスケットも見てもらいたかったなという気持ちはありますね。」 桑江市長について琉球ゴールデンキングスは「チームが愛される存在となるよう温かい励ましと挑戦し続ける環境を与えてくれた。」「その力添えのおかげで地域に根差したチームへと成長することができた」とコメントし、11日沖縄アリーナで行われる試合では桑江市長への感謝と敬意を込めて、選手たちが喪章を着けてプレーします。
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