「ふくおかフィナンシャルグループ」は、赤字が続くデジタル専業銀行「みんなの銀行」について、2027年度の黒字化を目指すと改めて明言しました。 福岡市に本社を置く「ふくおかフィナンシャルグループ」の五島久社長は31日、会見を開き、デジタル専業銀行「みんなの銀行」からの撤退を検討するという一部報道について否定しました。 ■ふくおかフィナンシャルグループ・五島久社長 「2027年度の黒字に向けて今年度もしっかり機能の改善・拡張も含めて進めていきますので、いま具体的に撤退を考えていることはありません。」 「みんなの銀行」は赤字が続いていますが、五島社長は2027年までに、黒字化に向けた経営体制の強化や大口顧客との協業を推進していくとしています。