山辺町産のニット製品を身に着け、ランウェイを歩く出演者＝同町町民総合体育館

　山辺町の伝統産業をＰＲするニットファッションショー「のべコレ」が14日、町民総合体育館で開かれ、町民ら計48人が町産のセーターやマフラーなどを身に着け、堂々とランウェイを歩いた。 　安達春彦町長や「町美力（みりょく）発信アンバサダー」をはじめ、公募で集まった0歳～90代が参加した。おしゃれなジャケットを着こなす女性や、温かそうなセーターを着て物おじせずに歩く2歳の男の子などに来場者から大きな拍手が送られた。 　山辺高福祉科の生徒は、校内で開くカフェで知り合った高齢者らとペアを組んで登場。3年石川澪さん（18）は「緊張したけど山辺をアピールできたと思う」と笑顔を見せた。 　町制施行70周年記念イベント「ＷＥ　ＬＯＶＥ　ＹＡＭＡＮＯＢＥ（ウィー・ラブ・ヤマノベ）」の一環で開催。周辺では特産品の販売やランタンの打ち上げなどもあり、大勢の来場者でにぎわった。