豊予海峡ルートや東九州新幹線について、大分県のプロジェクトチームは「日本全体に大きな効果が期待できる」として整備を進めていくべきとする報告書をまとめました。 【写真を見る】豊予海峡ルート・東九州新幹線は日本全体に大きな効果が期待　プロジェクトチームが報告書まとめる　大分 大分市内で5日開かれた、県広域交通ネットワーク研究会の3回目の会合では、これまでの議論を踏まえた報告書をとりまとめ、佐藤知事に提出しました。 報告書では「豊予海峡ルートや東九州新幹線などが整備されれば、日本全体に大きな効果が期待できる」と評価。九州の強みのさらなる強化や関西以西の地域との交流促進、災害に強い国土づくりを目指す方向性を確認しました。一方、検討課題には多額の事業費の負担や国民のコンセンサス、新たな技術開発でインフラが変革する可能性を指摘してています。 今後については「克服すべき課題はあるが、丁寧な説明で連携を図り、整備を進めていくべき」と提言しています。