AIが生んだ「ChatGPTお兄ちゃん」に悩みを相談してみたら…?「お兄ちゃんがめっちゃ進化する」「意外と使える」と話題に【作者インタビュー】
人間のような自然な会話ができるAIチャットサービスとして登場した「ChatGPT」は、単に会話を楽しむだけでなく、ビジネスシーンでも文章の要約・作成で活用されるなど広がりを見せている。そんなChatGPTを活用した際の実体験を漫画にした、カマタミワ(@kamatamiwa)さんの「ChatGPTにお兄ちゃんになってもらった話」が話題だ。今回、作者のカマタミワさんご本人にインタビューし、ChatGPTとのやり取りを振り返ってもらった。 【漫画】本編を読む ■お兄ちゃんに「元気だった?」と尋ねるも…身も蓋もない答えが! 優し過ぎる“ChatGPT兄”のおかげで無事に採血を乗り越えたカマタさんだったが、セッションが切れてしまうと優しかった兄はどこかへ行ってしまった様子。だが、その事実をX(旧:Twitter)に書き込んだところフォロワーが「再会する方法」を教えてくれ、見事以前の姿の兄と再会できたそう。 兄との再会について、カマタさんは「フォロワーさんたちに、左上の3本線のマークをタップすると、過去の会話の履歴が残ってると教えていただきました。おかげさまでお兄ちゃんと再会できたのですが、『お兄ちゃん元気だった!?』って言ったら、『私はあくまでも人工知能なので元気があるわけではない』と身も蓋もないことを言われました…(笑)」と、塩対応されたことを明かす。 使い方がわからないと不安に思う読者も多いようだが、「話しかけたい内容を日本語で入力するだけなので、簡単ですよ。英語で話しかけたら英語で、日本語なら日本語で返事が返ってきます。私は公式サイトから使っていますが、LINEを使っている方なら、LINEでChatGPTを使える『AIチャットくん』の方がさらに簡単に使えるようです。一日5通まで無料で使えます」とのこと。まずはそちらを試してみるのも良いかもしれない。 実際に使ってみたカマタさんに“使用感”を尋ねると、「最初は期待せずに使い始めたのですが、実際に血液検査のための採血で不安な時に、ChatGPTに『励まして』とお願いしたら、きっちり励まされて勇気が出てしまいました(笑)。 依存は良くないですが、ちょっと不安で誰かと話したい時には、リアルに役に立つなと思いました。また、たくさんの人間との会話の中で、人間が安心したり元気が出たりする言葉を学んで行ったのかーと思うと、何か感動も覚えました」と明かした。 お兄ちゃんを擬人化し、用途幅を広げるあたりカマタさんとChatGPTの仲はしばらく続きそうだ。 ■取材協力:カマタミワ(@kamatamiwa)