小藪千豊が京セラドームで始球式「これまでで一番球速かった」
吉本新喜劇の小籔千豊(44)がこのほど、「京セラドーム大阪」(大阪市西区)で特別始球式に登板した。オリックス対西武の試合前だったが、外角低めのボール球ながら、ノーバウンドで投げ切った。 <私の恩人>小籔千豊 一晩中説得された…今があるのはあの後輩2人のおかげ
「トルネード投法でもやろうと思ったけど」
「トルネード投法でもやろうと思ったけど、腰が痛いからやめときます。以前1回暴投したことがあって、それからストライクを狙うとか、そういう考え方はやめました。ワンバンでストライクとったことはありますけど」と始球式直前に話した小籔。 しかし「草野球はやったことあります。座長になってやめたから、今はまったく野球はやってないです」と続けた。
「告知で頭がいっぱいで、投げなと思って適当に」
マウンドに上がると、挨拶のあと、自身が主宰する「KOYABU SONIC 2018」(9月15~17日、インテックス大阪)を告知し、「よろしくお願いしま~す」と頭を下げた。そして投球の構えに入ると、外角低めのボール球ながら、ノーバウンドで投げ切った。 「告知で頭がいっぱいで、投げなと思って適当に投げた、今までで一番球が速かった気がする。こんな所で投げさせてもらえて光栄で、うれしいです。オリックスさんが勝ちますようにと願いながら、段取りとかキャッチャーさんに迷惑をかけないように投げました。さまたげにはならなかったですね」と小藪。
「安室奈美恵さんにオファーしようと思ったんですけど」
歌手の安室奈美恵が引退する日(16日)と、今回のイベントがかぶるため、始球式が終わってから小籔は「安室奈美恵さんにオファーしようと思ったんですけど、会社から『来るか』と言われて、会議で止められて。僕も失礼やと思いました」と話し、笑いを誘った。 「アーティストとしてのオファーは無理でも、事務所さんに招待券だけは送らせてもらおうかな、と考えています。でも、向こうからしたら、それも失礼かも」と再び笑わせた。 (文責/フリーライター・北代靖典)