意識不明の娘を見守る野島美代子（ともさかりえ）

　本日4月13日（土）放送の吉沢亮主演のスペシャルドラマ『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』（フジテレビ系　午後9時～11時10分）に、ともさかりえが出演することが分かった。 【写真】志子田武四郎役の吉沢亮と母・南役の大竹しのぶ 　本作は、2022年10月期に放送された月9ドラマの続編。北海道の丘珠（おかだま）病院PICUを舞台に、しこちゃん先生こと駆け出しの小児科医・志子田武四郎（吉沢亮）が、医師として、人間として成長していく姿を描く。 　物語の舞台は、連ドラから1年後。失敗や挫折を繰り返しながら少しずつ成長してきた武四郎は、2人の研修医の指導係に任命される。喜びを隠せない武四郎は先輩らしい姿を見せようと張り切るが、どうやら思うようにはいかないようで…。 　新たに出演が発表されたともさかが演じるのは、10年間意識不明で寝たきりのみどりの母・野島美代子。青森の病院で延命措置を受けるみどりの元へ、20歳の誕生日を祝おうと植野元（安田顕）が訪れる。10歳で意識不明となって以来みどりを見守り続ける美代子から延命措置に対する疑問を投げかけられ、植野は返す言葉を見つけられず…。 　北海道を舞台に「生きるとは」「命とは」「家族とは」という普遍的な問いに真っ正面から向き合った『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』。消えそうな幼い命を前に、武四郎たちはどのように向き合っていくのか。 ＜プロデュース・金城綾香（フジテレビドラマ・映画制作センター）コメント＞ 監修をご担当してくださっていた先生方に、“印象に残っている患者さんは？”というお話を聞くと、ほぼ全ての先生が、助けられなかった患者さんのお話をされます。救えなかったお子さんのお話をされる時の先生方は、皆さんまるで今日起きたことかのように、生々しい悲しみを抱えていらっしゃるような表情をされています。安田顕さん演じる植野先生にも、おそらくずっと心の中にいる患者さんがいるはずだと思い、今回の患者さんとお母さんのシーンを作りました。その中で、ずっと苦しみの中にいたお母さん役を演じていただくなら、絶対にともさかさんがいいと思い、オファーさせていただきました。しこちゃん先生が学生であった日も、医師になった日も、小児科からPICUに移った日も、このお母さんは変わらず病院に通っていたという時の流れを、素晴らしく胸に迫る表情で演じてくださいました。物語が続くことが許されれば、このお母さんのお話を描きたいです。