南日本放送

■梅雨前線は南北に動きながら、本州付近に停滞する見込み 　西日本では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少ない雨量でも2日夜は土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。引き続き2日夜にかけて、土砂災害に警戒してください。 【連続画像】雨シミュレーション雨雲の動き予測（きょう～あす1時間ごと・7日まで）梅雨前線本州付近に…週末にかけて断続的に発達した雨雲 　北陸地方や東北地方では3日から4日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。 　7日（日）までの雨シミュレーションでは、3日（水）ごろから6日（土）ごろにかけて、断続的に日本海側から発達した雨雲が進んできそうです。 　梅雨前線が西日本から東日本を通って日本の東にのびており、3日にかけて東日本から東北地方を北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北陸地方や東北地方では3日から4日にかけて、大気の状態が不安定となるところがあるでしょう。 ▼3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量 　　北陸地方　150ミリ 　　東北地方　120ミリ ■【雨雲の動き予測】 1時間ごとの雨シミュレーションでは、きょう2日夜からあす3日朝にかけて、雨域は西から東に進み、中国、東海、近畿、北陸、東北などに雨雲がかかる予想です。 3日（水）の雨シミュレーションでは、東北に発達した雨雲がかかる時間帯がありそうです。4日未明には新潟県や富山県のあたりに発達した雨雲がかかる予想です。 3時間ごとの雨シミュレーションでは、3日（水）ごろから6日（土）ごろにかけて、断続的に日本海側から発達した雨雲が進んできそうです。3日は東北が中心に、4日（木）は東北や北陸の日本海側を中心に雨雲がかかりそうです。5日（金）は北陸と関東甲信に、6日（土）は、北陸、東北、関東甲信、近畿、東海に発達した雨雲がかかる時間帯がありそうです。 梅雨前線は本州付近を南北に動きながら停滞する見込みで、大気の不安定な状態が続きます。今後の気象情報に注意してください。