ニッポン放送「第50回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」メインパーソナリティーは出川哲朗!「熱意とバイタリティーはすごくあります」
お笑いタレントの出川哲朗(60)が目の不自由な人たちに向け、音の出る信号機を設置するニッポン放送のチャリティーキャンペーン「第50回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の24時間生放送特番「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」(12月24日正午~25日正午)のメインパーソナリティーを務めることが決定。出川は「僕で大丈夫なのかという心配はありますが、熱意とバイタリティーはすごい持ってます」などと意欲的なコメントを寄せた。 1日からスタートし、来年1月31日まで続くキャンペーンの中心が12月の特番。ニッポン放送は50回という節目に老若男女に人気のあるバラエティースターの出川に白羽の矢を立てた。出川は同局の「オールナイトニッポン」で不定期にパーソナリティーを担当したほか、今年1月には同局のイベント「男・出川哲朗還暦祭りin横浜アリーナ」を大成功させていた。 オファーを受けた出川は「『本当に?』と思いました。僕にオファーするニッポン放送の懐の大きさに感心しました」とし、「社長が『今年は出川さんの還暦イベントで始まったので、出川さんで締めよう』って言ってくれたという話を聞いて、二つ返事で『やらせていただきたい』と何の迷いもなかったです」と明かした。 一方で「僕がパーソナリティーで大丈夫なのかという心配が僕自身のなかで大きくなっちゃってますし、たぶん発表になったところで相当批判と心配の声が寄せられると思います」と不安も明かした。その上で「リスナーも『出川で大丈夫か?』と心配されると思いますけど、熱意だけはありますし、『目の不自由な方の力になりたい』というバイタリティーはすごく持ってますので頑張りたいと思います」と意欲を語った。 50回という節目に大役を担うことには「ありがたいですし、責任も感じています。もうそうそうたる人たちがパーソナリティーをやっていますよね。歴代のパーソナリティーの中に自分の名前が残るのはうれしいですね。おしゃべりが達者な方たちばっかりですから。僕みたいな飛び道具、いないじゃないですか。飛び道具はね、持って2時間。24時間は、なかなかしんどいと思いますよ(笑)」とコメントした。 その24時間生放送には「とにかくやるからには楽しい番組にしたい。明るく楽しく笑いながら過ごせる24時間にしたい。楽しんで聴いているうちに気が付いたら小銭でも握ってくれていたらありがたいです(笑)。皆さんに聴いていただいて少しでも目の不自由な方のお役に立てればと思います。そしてニッポン放送に『出川に頼んでよかった』と思ってもらいたいですね」と意気込んだ。 1975年に萩本欽一(83)をメインパーソナリティーにスタートしたキャンペーンはこれまでに50億2711万円余の浄財を集め、全国に3457基の音の出る信号を設置するなど視覚障害者支援を続けている。
中日スポーツ