【アジアバドミントン選手権】大堀彩が戴資穎を下して準々決勝に進出! 奈良岡功大、山口茜らもベスト8入り!
4月9日にアジア選手権(中国・寧波)が開幕。大会3日目の11日は、各種目2回戦が行なわれた。ここでの結果が五輪レースにも大きく影響する中、日本選手は海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。 女子シングルスは、山口茜と大堀彩が2回戦を突破。大堀彩は強敵の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)との対戦。第1ゲームは前半に主導権を握られた大堀が6-12とリードされる展開だったが、ここからねばり強いラリーで点差を詰めると、後半に逆転。22-20で先制する。第2ゲームは先にリードを奪った大堀が、追走する戴資穎を振り切って21-14で勝利。2-0のストレートで難敵を退け、準々決勝へとコマを進めた。韓国選手と対戦した山口は、相手の途中棄権で準々決勝に勝ち進んでいる。 女子ダブルスは志田千陽/松山奈未、松本麻佑/永原和可那、櫻本絢子/宮浦玲奈の3ペアがベスト8入り。志田/松山は侮れないインドペア、松本/永原は格下の台湾ペアを撃破。初戦は不戦勝となり、2回戦が最初の試合となった櫻本/宮浦は、韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)に第1ゲームを奪われる展開。しかし、第2ゲームを取り返してファイナルゲームに持ち込むと、最後は接戦となった攻防を25-23で制して逆転勝利。準々決勝進出を決めた。 男子シングルスは奈良岡功大がベスト8に進出。西本拳太は地元中国の石宇奇(シー・ユーチー)に0-2で敗れた。男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が韓国ペアを2-0で下し、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も台湾ペアを退け準々決勝へと勝ち進んだ。
構成 バドミントン・マガジン編集部