「自立した女性が好き」という同僚に理想相手を聞いてみたら「年収500万円以上」との回答が…!そんなに稼いでいる女性は日本にどれくらいいるのでしょうか?
恋愛をするうえで、自立しているかどうかを判断材料に含める人もいるでしょう。その中で年収をひとつの判断材料とする場合もあるようで、今回のケースのように「年収500万円以上」を基準としている人もいるようです。 しかし、年収500万円は決して平均的な金額ではないと考えられます。国税庁長官官房企画課の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、年収500万円を超える割合は、男女計で33.8%と発表されていました。 この記事では年収500万円以上もらっている女性の割合や年収のボリュームゾーンとあわせて、年収をアップさせる方法もご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収500万円以上もらっている女性の割合はどのくらい?
年収500万円以上もらっている女性の割合について、国税庁長官官房企画課の「令和5年分 民間給与実態統計調査」を見てみると、全体の15.1%が該当するとされていました。対して、男性の年収500万円以上の割合を見てみると、48.3%となっています。そのため、男女で見ると約3倍の差があるといえるでしょう。 前述の通り、男女の合計割合で見ても、年収500万円以上をもらっている人の割合は全体の33.8%です。男女合計では約3人に1人が年収500万円以上を受け取っている計算となりますが、女性に限ってみれば、約6人に1人の割合となり、少ない部類に入ると考えられるでしょう。
女性の平均年収やボリュームゾーンはどのようになっている?
同調査によると、令和5年時点での女性の平均年収は、315万8000円となっています。平均年収は年々上昇傾向にあるようで、平成26年と令和5年を比較すると、42万円ほど年収がアップしていると分かりました。 ただし、平均年収は正社員かそれ以外かでも大きく異なります。同調査によれば、女性正社員(正職員)の平均年収は412万8000円であるのに対し、正社員(正職員)以外の平均年収は169万1000円となっていました。 また、女性の年収のボリュームゾーンを見てみると、100万円超200万円以下が最も高い割合を占めることが分かりました。全体の20.5%がこの部分に該当し、約5人に1人の割合となっているようです。 次いで200万円超300万円以下の割合は19.6%、300万円超400万円以下の割合は18.1%となることから、全体の6割程度が100万円~400万円の年収で働いていると分かるでしょう。