昭和の宮崎交通の広告やデザインなどを一手に担う 「仲矢勝好と宮崎交通制作室の仕事展」
宮崎市出身で、昭和の宮崎交通の広告やデザインなどを一手に担っていた仲矢勝好さんの美術展が高鍋町美術館で開かれています。 【写真を見る】昭和の宮崎交通の広告やデザインなどを一手に担う 「仲矢勝好と宮崎交通制作室の仕事展」 宮崎市出身の仲矢勝好さんは、戦後すぐの1948年に宮崎交通に入社。 1982年に退社するまで宮崎交通の広告デザインやイベントのアートディレクションなどを手がけてきました。 会場には仲矢さんが宮崎交通制作室時代に手がけた広告やおなじみのロゴのほか、1992年に亡くなるまで描いてきた絵画など84点が展示されています。 現在も宮交シティの名物の一つとなっている壁画「ガリヴァー旅行記」は仲矢さんが、1977年から4年をかけて1人で描いたもので、会場には写真で展示されています。 高鍋町美術館では宮崎観光ブームの陰の立役者として異彩を放った仲矢さんのアートワークの再評価のため、遺族らの協力を得て今回の美術展を企画したということです。 「仲矢勝好と宮崎交通制作室の仕事展」は来月10日まで開かれています。
宮崎放送