「期日前投票所では入場券なくても宣誓書記入で投票可能」期日前投票始まるも入場券届かず出足鈍く 衆議院議員選挙2024
東北放送
衆議院議員選挙の期日前投票が16日から始まりました。仙台市内では入場券が届いていない人が多く、初日のきょうは鈍い出足となりました。 【写真を見る】「期日前投票所では入場券なくても宣誓書記入で投票可能」期日前投票始まるも入場券届かず出足鈍く 衆議院議員選挙2024 このうち仙台市の青葉区役所に設けられた期日前投票所は、午前8時半に開場し、有権者が投票に訪れました。 仙台市によりますと今回の衆院選は準備期間が短かかったため、投票の入場券がまだ届いていない人が多いということです。この投票所を訪れた有権者は開場から2時間で15人と例年より鈍い出足となりました。 有権者: 「いつ何が起きるか分からないので、早めにやっておいたほうが良いと思った」「生活を楽にしてほしい。年金は少ないし、物価は高いし」 青葉区役所総務課 佐藤久芳課長: 「(期日前)投票所の入場券はきょうから18日までに自宅に届けられる予定。最終日は混み合うので早めの利用をお願いしたい」 期日前投票所では入場券がなくても宣誓書に記入すれば投票することが出来ます。期日前投票所は10月26日まで県内115か所で開設されています。 期日前投票が全体の投票に占める割合は年々上がっています。 こちらは、国政選挙での県内の期日前投票の割合を表したグラフです。2003年の参院選の際は9.8%と、投票した有権者の10人に1人にも満たない状況でした。しかし、次第に割合が上がり、2012年の衆院選で20%を超えると、前々回2017年の衆院選では34.9%と、3人に1人が期日前投票で投票しています。おととしの参院選でも34.5%でした。
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