試合後、諏訪魔(右)に猛クレームを入れるウナギ・サヤカ

　女子プロレス「エボリューション」16日の新木場大会で、8選手参加のレギュラー参戦をかけた「公開オーディション」が行われた。 【写真】花園桃花を顔面砕きで攻めるウナギ・サヤカ 　オーディションは3試合かけて行われ、まず第1、2試合でタッグ戦が実施された。その勝敗にかかわらず、各選手が自己PRを行った後に観客、石川修司GM、諏訪魔プロデューサー、中西光司代表による投票を行い、その最多得票選手がセミの決定戦に進出。決定戦も試合後に同様の投票でレギュラー参戦選手を決める形で行われた。なお、観客票は拍手の大きさで決められた。 　第1試合はチェリー、リアラ組と雫有希、フライング・ペンギン組が対戦。結果は10分時間切れ引き分けだったが、観客と諏訪魔の票を獲得した雫が決定戦に進出を決めた。第2試合は薮下めぐみ、ウナギ・サヤカ組と花園桃花、志真うた組が争い、こちらも時間切れ引き分け。ウナギは自己PRで「私の目的はただ一つ、諏訪魔、てめえをプロデューサーから引きずりおろしてやる！　引きずりおろして、テメエをこのリングで査定してやるよ」とぶち上げて観客の票を手にしたが、3人の審査員票を得た花園に敗れ、決定戦進出ならず。これに「おかしいだろ！　ふざけんな！」とブチギレたが諏訪魔から「お前は落選だ！」と高笑いされ、遺恨を深める結果になった。 　そしてセミで行われた決定戦も両者譲らず、10分時間切れ引き分け。なんと投票も花園が観客と石川、雫が中西代表と諏訪魔から2票ずつ獲得するまさかの事態になり、両者合格で石川GMからエボリューションTシャツを手渡された。