通天閣がトラ色にライトアップ ── 阪神タイガース80周年で
通天閣がトラ色に──。大阪市浪速区の通天閣で5日午後、プロ野球・阪神タイガース球団創設80周年を記念した「イエローライトアップ」を実施。トラ色に染まる通天閣をみて、通行人らが思わず携帯電話のカメラで撮影する光景を多く見かけた。
タイガース80周年でイエローライトアップのコラボ
阪神タイガースによると、今年は創設80周年を迎えることから、様々なプロモーションを実施。2月には「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」とのコラボ企画で「阪神タイガース80周年記念バージョン」の特別上映を行い、ネット上などでも話題になったばかりだ。 同日夕に行われた点灯式には、タイガースOBの川藤幸三氏や球団マスコットのトラッキーらも登場。なにわのシンボルを一瞬のうちにトラのイエローに染めて輝かせた。
地元住民「ハルカス1年でめでたい、阪神勝って景気ようなって」
トラのイエローに染まった通天閣を見て、通行人らはいつもと違う光景に足を止め、携帯電話のカメラで撮影する光景が多く見られた。大阪府和泉市の男性(21)は「いま串カツを食べにきたけど、ずっと黄色やからおかしいなと思ってた。記念に撮っておく」とデートの相手と記念撮影を楽しんでいた。 また、近くに住む別の男性(64)は「通天閣は色が変わるようになって、ほんま撮影する人増えたわ。阪神には頑張ってもらわなあかんな。景気ようならん。向こうに見える、あべのハルカスも1周年くらいやろ。なんか知らんけどめでたいな」などと話していた。 タイガースでは、今後も「80周年記念のラッピング電車」などを運行するなどし、80周年を盛り上げていく。