清原和博氏、西武の黄金時代築いた「カリブの怪人」の練習スタイルに「おまえいい加減にせえよ」
NPB通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日、BSフジ「プロ野球レジェン堂」に出演し、西武時代の同僚「カリブの怪人」を語った。 【写真】24年、試合前練習を訪れた「カリブの怪人」 清原氏はPL学園から85年ドラフト1位で西武へ入団。4年目の89年からは後に「カリブの怪人」と称されたオレステス・デストラーデ氏(62)が加入し、3番秋山、4番清原、5番デストラーデの超強力クリーンアップを結成した。 デストラーデ氏は西武に在籍した計5シーズンで通算160本塁打、3度の本塁打王を獲得。90~92年の日本シリーズ3連覇に大きく貢献した。清原氏は「すごく頭の良い外国人選手で、とにかく練習しないんですよね。練習もせずにコーヒーとスニッカーズばっかりで。フリーバッティングもまともにしないし、それですごいホームランを打つ。本当に『おまえいいかげんにせえよ』と思った」とすごみを語った。 デストラーデ氏が自身の後に座っていた好影響にも言及。「後ろにデストラーデがいてくれたおかげで、フォアボールでもいいやっていうリードされずに、清原勝負になる。僕も打つ確率が高くなりました」と語った。 清原氏が4番に座った西武は、90~94年にリーグ5連覇を達成。黄金時代を築き上げた。デストラーデ氏は昨季途中から西武のスペシャル・アドバイザーを務めた。