22日早朝のM7.4地震以降「震度1以上が36回」 気象庁が注意呼び掛け
気象庁地震火山部管理課の中村浩二地震情報企画官は22日午前11時、同日午前5時59分に福島県沖で発生したマグニチュード(M)7.4の地震について、2回目の記者会見を開き、同地震以降で震度1以上の地震が計36回発生した(10時半現在)ことを明らかにした上で「活発な活動が続いている。2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多いので特に注意を」などと注意を呼びかけた。 【写真】「今後も年1回程度はM7クラスの可能性ある」 気象庁が会見
地震を受け、気象庁は当初福島県に津波警報を、周辺の太平洋沿岸地域に津波注意報を発令していたが、その後宮城県も「警報」に変更された。この経緯について、中村氏は、宮城県の仙台港で1.4メートルの津波を観測されたことに触れ「基準を超えたのでアップグレードした」と説明した。 気象庁のホームページによると、「津波注意報」は「予想される津波の高さが高いところで0・2メートル以上、1メートル以下の場合」と記載。一方、「津波警報」については「予想される津波の高さが高いところで1メートルを超え、3メートル以下の場合」とされている。