「ダルビッシュ有を出場させたいという思いから…」初リリーフはドジャース戦を見据えた戦略か!?「興味深い決定だ」
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は、1日(日本時間2日)から始まるワイルドカードシリーズのアトランタ・ブレーブス戦の3試合で、先発投手ではなくリリーフ投手として登板に備えることになった。それはロサンゼルス・ドジャース戦を見据えた戦略の可能性があると、米メディア『BVMスポーツ』が見解を示している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ダルビッシュは今季、7勝3敗で防御率3.31、78奪三振の成績を残した。家族に関わる個人的な事情で7月6日(同7日)に制限リスト入りし、戦列を離れた期間はあるものの、復帰後は活躍しパドレスのプレーオフ進出に貢献している。しかし、ワイルドカードシリーズのアトランタ・ブレーブス戦では、第1戦でマイケル・キング投手、第2戦でジョー・マスグローブ投手、第3戦でディラン・シース投手が先発登板することになった。 とはいえ、パドレスがダルビッシュの実力を軽視しているわけではない。同メディアはタイトルに「ダルビッシュがパドレスのプレーオフ先発ローテーションから外れ、眉をひそめる」とつけ、「興味深い決定だ。元オールスターのダルビッシュが、MLBでのキャリアで一度もリリーフ投球をしたことがないにもかかわらず、リリーフ投手として出場すると予想されており、ファンやアナリストの間でも疑問の声があがっている。この決定は、ディビジョンシリーズでドジャースと対戦する可能性もあるため、彼を出場させたいという思いから来ているのかもしれない」との見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部