日本勢20個目の金メダルに笑顔が弾ける鏡。女子レスリング代表は６人全員がメダリストとなった。(C)Getty Images

　現地８月11日、パリ五輪は大会最終日を迎え、バスケットボール女子決勝を残してほぼ全競技が終了。日本選手団はこの日もレスリングでふたつの金メダルを獲得し、目標であった20個に到達した。金20個、銀12個、銅13個で計45個をゲット。金20個と総数45個はともに、日本以外の開催地での最多新記録となっている。 【画像】まさに秋田美人！世界が惚れる“バドミントン界のアイドル”志田千陽を厳選ショットでお届け！ 　金メダルの数を最優先に換算しているのが、大会の公式メダルランキングだ（同数の場合は銀→銅の順で順位を決定）。日本は10日の時点で３位オーストラリアと金18個で並んでいたが、銀の数で劣って４位。最終日に日本がふたつを加算したのに対して、オーストラリアは惜しくも金を増やせず18個のまま。日本が逆転で３位に浮上し、東京五輪に続く世界トップ３で大会を終えた。 　以下がメダルランキングのトップ10（午後10時時点）と内訳だ。 １位：中国（金40・銀27・銅24・合計91） ２位：アメリカ（金39・銀44・銅43・合計125） ３位：日本（金20・銀12・銅13・合計45） ４位：オーストラリア（金18・銀19・銅16・合計53） ５位：フランス（金16・銀25・銅22・合計63） ６位：オランダ（金15・銀７・銅12・合計34） ７位：英国（金14・銀22・銅29・合計65) ８位：韓国（金13・銀９・銅10・合計32） ９位：イタリア（金12・銀13・銅15・合計40） 10位：ドイツ（金12・銀13・銅８・合計32） 　 　この快挙に日本のファンもSNS上で反応。「あのフランスより上ってのがすごい」「いろいろあったなかで３番手は嬉しい」「アウェーで３位は評価できる」「ほんの少し前までは韓国と並んでたよね？」「本当にレスリング様様です」「水泳と柔道が苦戦したのによく盛り返したよ！」「ニッポンはスポーツ大国」「高飛び込みとか近代五種とか新しい競技でも獲れたのが感慨深い」「競技のバリエーションがかつてないほどだった」など、称える声が相次いで寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部