【巨人】育成5位右腕・園田純規が自己最速148キロで2回0封…4か月で球速5キロ増
◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍 3―2 全府中野球倶楽部(21日、ジャイアンツ球場) 巨人の育成5位ルーキー・園田純規(あつき)投手(18)=福岡工大城東=が、21日の全府中野球倶楽部とのプロ・アマ交流戦に6回から登板し、2回を1安打無失点に抑えた。 プロ入り後、初登板となった13日のBC茨城との独立リーグ交流戦(笠間)以来、2度目の登板。「前回よりは余裕あるかなと思ったんですけど、マウンドにいったら結構緊張しちゃって、前回と同じく何だかフワフワした感じでした」と振り返った183センチ右腕だが、最速を1キロ更新する148キロの力強い直球で相手打線を押し込み、2イニングをしっかりゼロに抑えた。 プロ入りしてから約4か月、体作りを重点的に行ってきた。体重は70キロから75キロ手前まで増量。それに伴い、球速も一気に143キロから148キロまで出るようになった。「週5ぐらいは部位を変えながらウエートをやっているので、少しずつ体も変わってきています。球速も上がってきて、トレーニングの成果が出ていると思うので、天狗(てんぐ)にならずに同じペースで続けていきたいなと思います」。大きな可能性を秘める18歳が、急成長を遂げている。
報知新聞社