佐渡島の金山「世界遺産実現を」 新潟副知事ら要望 文科省
7月の世界遺産委員会で世界文化遺産登録の可否が判断される「佐渡島(さど)の金山」について、新潟県の橋本憲次郎副知事らが18日、文部科学省を訪れ、「登録を実現できるよう、政府一丸となってより一層の尽力を」とする要望書を盛山正仁文科相に手渡した。 提出後に取材に応じた橋本副知事は、地元は四半世紀にわたり実現に向けて取り組んできたとした上で「熱意を伝え、是が非でも今年度の登録をお願いしたいと要望した」と述べた。同県佐渡市の渡辺竜五市長は「国を後押ししながら、地元も『暑い夏に熱い佐渡』という思いで7月に向け取り組んでいく」と語った。