中村修二教授ノーベル賞受賞10年 故郷・伊方町の小学生が祝福メッセージ郵送(愛媛)
青色発光ダイオード(LED)の開発で2014年のノーベル物理学賞に輝いた中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(70)の受賞10年を祝福しようと、中村さんの生まれ故郷である伊方町瀬戸地域の子どもたちが偉大な業績を上げた先輩に手紙をしたためた。企画した町は受賞決定日と同じ7日、地元特産の織物や写真なども詰めて同大に郵送した。 中村さんは同町大久で生まれ、小学校1年生まで過ごした。町教育委員会によると、受賞10年を機に町内の子どもたちに先輩の偉業を知ってもらう企画を町職員が提案。中村さんと直接交流する機会を模索していたが、準備が整わず、子どもたちに手紙を書いてもらう企画に切り替えた。
愛媛新聞社